高知工科大学大学院

ニュース

2014/12/22 柿並助教と学生がC-REX Sounding Rocket Missionに参加

柿並義宏助教と木原大城さん(大学院修士課程知能機械システム工学コース2年:山本真行研究室)がノルウェーで実施されたC-REXロケットミッションに11月12日から約3週間、サポートメンバーとして参加しました。
 C-REX(Cusp Region EXperiment)とは、地球の南北両極上空にはCusp(カスプ)と呼ばれる磁力線が細く束ねられた領域のことです。この領域を観測する中で発生する複雑な現象を理解するためには、カスプ領域での中性大気の動き(普通の風)とイオンの動きに関する知見が不足していることから、今回、カスプ領域で人工雲を生成し観測することで中性大気の動きとイオンの動きの測定を行った実験を行いました。  木原さんは、本学システム工学群3年次からロケットを用いた実験に携わった経験(内1回は海外インターンシップ(米国)での実務経験)が評価され、今回の実験に参加することになりました。  実験は成功し、ロケット降下時の高度400 km~200 km間で人工雲を生成し、約25分間の観測することができました。
 木原さんは、「4回のロケット実験を通して身についたと思われる現場力が本当に身についているのかを確かめるのは、現場がベストです。過去4回の実験を通して身についた現場力を本実験現場で確かめることができました。機材のトラブルなどの問題が起こった際の冷静な対応や、現場の状況把握など総合的な対応ができる現場力を確かめると同時に得ることができました」と感想を述べました。
 また、今春卒業する木原さんから後輩へ、「新たなことに挑戦するチャンスはこれからたくさんあると思います。挑戦すれば今の自分を変えることは出来ますが、挑戦しなければ今のままです。後悔のない学生生活を送って下さい」とエールを送りました。

<関連リンク> C-REX Sounding Rocket Mission ホームページ

(写真)実験終了後の食事会にて:木原さん(左手前)と観測メンバーたち


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2014/12/10 学生がタイ国際学術会議で受賞!

11月22日、第7回日本-タイ国際学術会議2014(TJIA2014)が東京大学本郷キャンパスで開催され、本学、大学院博士後期課程基盤工学コース2年 Udorn Junthornさん(八田・古田研究室、指導教員古田寛准教授)が発表した論文で“Best Presentation Certificate”を受賞しました。
 同学術会議は、2006 年に初めて開催され、タイと日本の間における共同研究を促進しようと、在日タイ留学生協会(Thai Students" Association in Japan under Royal Patronage,TSAJ)が主催となって毎年開催されているものです。
 今年は、国内外から約300名が参加し、71名が論文発表をしました。

受賞論文:The optical reflectance of deformed MWCNT forests after wettability test

【Udorn Junthornさんのコメント】
It was my pleasure to be a part of success for 7th Thailand-Japan international academic conference (7th TJIA), 2014. It was my first time for participating an international conference as an oral presentation since I have come in Japan as a Ph.D. special scholarship program (SSP) student on October 2013. During the conference, I not only gained experience to exchange perspective researches, but also had an opportunity to create even more relationship with participants. I would like to thank all TJIA organizing committees and supporters who made this conference completely successful. Additionally, thanks to Hatta and Furuta sensei for valuable suggestions and advises technically and skillfully, I was certified to get the best presentation award in this conference. This award would also fulfill me to push my research step forward until the optimum goal completes.

(写真左)Udorn Junthornさんと古田准教授


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2014/7/14 学生が2014年学生優秀発表賞を受賞

 大学院工学研究科 基盤工学専攻 修士課程 電子・光システム工学コース 1年 河野紘基さん(山本研究室)が、 日本地球惑星科学連合2014年大会の宇宙惑星科学セクションにおいて「学生優秀発表賞」を受賞しました。
 「学生優秀発表賞は、学生個人の能力を見ることに主眼をおき、発表の論理構成・研究目的と結果の明瞭さ・当該研究分野の発展への貢献度・既存研究への知識に加えて、学生の主体性を重視し、エントリー者数の5-10%を目安として受賞者が決定されています。」
 このたび、宇宙惑星科学セクションでは、13名が受賞し、河野くんはその中の一人として選ばれました。
 システム工学群 学群長の岩下教授より、表彰状と楯の授与が執り行われ、河野さんは受賞に際し、「この度は、栄誉ある賞をいただいて気が引き締まる思いです。今後も研究に励んで成果を残したいと思います。」とコメントしています。

 小型気球搭載を目的としたテレメトリおよび簡易運用システムの基礎開発」
 河野紘基(大学院工学研究科 基盤工学専攻 修士課程 電子・光システム工学コース 1年 山本研究室)

(写真左)河野くん(左)と山本教授
(写真右)システム工学群 学群長の岩下教授より、表彰状と楯の授与



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2014/5/27 南極の超低周波音解析 津波探知への応用期待 高知工科大学の柿並助教

【香長】南極観測隊に初参加し、今年3月に帰国した高知工科大学の柿並義宏助教(41)=超高層物理学=が、南極で回収した、氷河の崩落やオーロラ発生時の超低周波音のデータ解析に取り組んでいる。技術を応用すれば、津波発生の探知にも役立つとみられ、柿並助教は「高知の減災にも貢献したい」と意気込んでいる。(山本仁)
 この超低周波音は「インフラサウンド」と呼ばれ、20ヘルツ以下の人間には聞こえない音波。地震や噴火のほか、山や氷河の崩壊など大地や海面の大規模変動に伴う大気の揺れで発生する。
 南極観測事業は、地球温暖化による氷河崩壊を把握する技術の確立などを目指し、2年前からインフラサウンド観測を続けている。プロジェクトに同大の山本真行教授(43)が参画している縁で、同じ専門分野の柿並助教が昨年11月~今年3月、第55次観測隊・夏隊に加わった。
 柿並助教は、昭和基地に近い南極大陸沿岸部に第54次隊が設置した観測機器からデータを回収。約50センチ四方の新たな観測機器1基を設置した。
 回収したデータには、南極ほぼ全域で発生した1年分の低周波音の波形が記録されており、帰国後、オーロラ画像や氷河崩壊の地震計データと照合。どの波形がどの現象によるものか分析している。この技術が確立されれば、津波観測にも応用し、津波の正確な発生場所や規模がいち早く把握できる可能性があるという。
 柿並助教は「津波への活用には、津波のインフラサウンドの特定や観測点の整備など課題は多いが、地道に研究すれば津波被害の軽減につながる」と意欲を見せている。

2014年5月27日(火)高知新聞より抜粋
高知新聞のオンライン記事はこちら

(写真左)南極大陸沿岸部に設置された観測機器
(写真右)南極入りした柿並義宏助教。後ろの氷河は高さ20~30メートル
(写真はいずれも2014年1月、柿並助教提供)

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2014/4/24 杉田先生と桂浜の夕べ

平成26年3月をもって退職された杉田先生を囲む会を執り行います.
詳細はこちら

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