制作の裏話

 このゲームは卒業論文の「Webベースの言語トレーニングゲームの開発」というテーマに基づいて作りました。 どういったゲームにするのかを考え出したのは去年の12月中旬頃、作り始めたのは1月に入ってからで、1月末にゲームが完成しました。当初の予定では干支に関する動物などが出てくるRPGを作ろうと思っていましたが、それではただゲームを作っただけで卒論としてはふさわしくないと思い、それならばゲームをしながらアクションスクリプトの学習ができるゲームにしようと思いこのゲームが完成しました。
 ゲームについてですが最初は敵の攻撃の場面では動きを入れようと思っていましたが、ずっと動きっぱなしというのはできても敵の攻撃の場面でのみ動かすのがなかなかうまくいかず、戦闘が始まる瞬間しか動かないようになっています。(ずっと動いている敵もいますが…) また素早さによって攻撃の順番が決まるようもにしたかったのですが……。

 ゲームを作ってみての感想は当たり前のことですが、ゲームを作ることがいかに大変かということが分かりました。このゲームは謝辞でも述べていますが、「パクパクモンスター」を例にして作成しました。メニューコマンドのルーチンでは自分で追加した"ExecNo"ではかなりてこずりました。ミスのほとんどは変数のスペルミスなど気づいてみたらなんて事のないことですが、自分でいろいろ追加したり、スクリプトの記述が多くなってくるとどこで間違っているのかを見つけるのが大変でした。
 私生活のほうではゲーム制作を始めてからは食事や睡眠がなかなかとれず、約1ヶ月で体重が4kgほど減りました。(部活をしていた頃でもこんなに体重が減ったことはないのに…)  ゲームを制作している時に「何が欲しい」と聞かれたら間違いなく、「睡眠時間と栄養のある食べ物が欲しい」 と答えたでしょう。まあ今も(2003年1月30日現在)卒論を書いているのでなかなか睡眠が取れないのですが。いやむしろ今のほうがつらいような……(涙)

 ゲームのほうですが実際自分がプレイしてみたところ早ければ30分もあれば(クイズイベントでてこずらなければ)クリアできるようになっています。比較的レベルが上がりやすく、レベルが上がれば敵からの攻撃は一切受けません。"会心の一撃"なんてものは一切でません。 またゲームをクリアした人はぜひ"おまけ"も見てください。

 このゲームだけではなくリンクに貼ってある、小松君の「大学生活体験?ゲーム」も面白いので1度プレイすることをお勧めします。



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